腰痛がよくならない理由は
長年、腰痛を抱えて良くならず、うまく付き合っていくしかない…と感じている方も多いようです。腰痛をそのままにしておくと、腰椎椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症などに進行していく可能性が高くなってしまいます。非常に改善しづらく、時間がかかってしまうのできちんとした理解と対処が必要になってきます。今回はその知識と対処法についてお伝えしていきます。
腰痛になってしまう流れ
腰痛のほとんどは日常の癖
腰痛は何かのきっかけで痛めたというよりは、ほとんどの方が日常の動作・姿勢により、体が悪い癖がついてしまって発症する事がほとんどです。
体幹(お腹〜腰周り)は腹筋、腰、骨盤の3か所で体を支えています。ですが、日頃の癖で腹筋の働きが落ちてしまい、腰と骨盤に負担が偏ってしまいます。これが慢性的になると腰と骨盤は疲弊してしまい日常の負荷に耐えきれず、結果的に腰痛は起こります。
腰痛になりやすい要因
座り時間が多い
座り時間が多いと、腰・骨盤が支える時間が長くなり、筋肉が硬くなってしまいます。なおかつ前屈みで猫背にもなってくるのでどんどん腰に負担がかかってしまいます。
デスクワークや自宅で座っている事が多い方は注意が必要でしょう。
冷え
腰周りが冷えると、筋肉への血流が下がり、腰に老廃物が滞ってしまいます。筋肉や神経の働きが落ちてしまうので、負担がかかった時に痛みとして現れる事が多くあります。
特に、冬の季節や夏の冷房、入浴をせずシャワーのみ、冷たい飲食は体を冷やしやすいので気をつけたい所です。
筋力低下
日常の癖により腹筋の働きが大きく落ちてしまうと、腰・骨盤に負担がかかりやすくなり腰痛を発症します。背骨が丸まって猫背など不良姿勢にも繋がりやすく、他の症状とも合併するので注意が必要です。
腰痛で悩んでいる方への対処法
「色々ありすぎて何をしたら良いかわからない」、「やって良いのかどうかわからない」など不安な部分があるかと思いますので、安全で効果的な対処法を3つお伝えしていきます。
血流を良くする
入浴や水分補給など血流の促進ができると、老廃物が流れ回復力が高まります。疲弊した腰・骨盤を労ってあげるイメージです。内臓疲労による腰痛もあるのですが、血流を良くしてあげると回復しやすいのでオススメです。体がポカポカしてくるので冷えづらい体づくりにもなります。
適度に体勢を変える
ヒトは同じ姿勢が30〜1時間続くと、筋肉が硬くなると言われています。例えば、座っていたら1時間に1回立ってみたりすると良いでしょう。自宅でしたら寝転ぶのも実は良かったりします。
お仕事などの状況により規則的には難しいかもしれませんが、適度に立つ意識を持てるだけで全然違うので、日頃から意識してみると良いかと思います。
腰痛が悪化しないために
腰痛は「腰が悪い」ように思ますが、実際は腰だけが悪いわけではなく、「他の箇所」に原因があったりします。皆さんの日常の癖により、原因が全く違ってくるので振り返ってみるのもオススメです。意外と毎日しているけど当たり前になっている事が原因な事もあります。
また、足の感覚が麻痺しているなど異常を感じたら、腰からの神経が異常をきたしている可能性があります。その際は早めの対応が必要です。
私たち天白はら接骨院アクトでは、一人ひとりの日常をお伺いし、状態をみて原因を特定していきます。細かい部分はわかりづらいと思いますので、私たち天白はら接骨院アクトに一度ご相談ください。