坐骨神経痛は上半身が原因?
坐骨神経痛の方で原因がわからずどうしたら良いの?という方多くいらっしゃいます。同じ坐骨神経痛でもどこが原因で発症しているかは様々なので、それぞれ対処も違ってきます。椎間板ヘルニアや腰椎すべり症なども考えられるのでとてもわかりづらいですよね。
きちんと見極める事ができれば改善はできる可能性が高いので、今回は坐骨神経痛の意外な原因や対処法までお伝えできたらと思います。
坐骨神経痛は日常から起こっている
坐骨神経痛は日常の癖が要因で起こるケースがほとんどです。当たり前に過ごしている習慣が実はポイントだったりします。また、症状が左右どちらかに偏る事が多く、解説していきます。
座り姿勢が多い事での猫背
座り時間が多いと、姿勢が前傾して背骨が丸まってきます。坐骨神経は腰から足へ繋がっているので、背骨の丸まりが癖になっていくと、坐骨神経を引っ張ってしまう事になります。体からすると異常と感じてしまうため、足の痛みやしびれとしてサインとして発症します。
立ち姿勢
ヒトは重心が不安定なので、意識せずに立っていると左右どちらかに体重を乗せて安定させようとします。左右の骨盤〜足の負担に偏りが起きるので、血流不良・筋肉の過緊張による神経の圧迫が起きます。立ち姿勢は日常の中で当たり前なので見逃されやすく注意が必要です。
使い方の偏り
仕事や家事の使う中で、左右どちらかに負担がかかるようになります。内容にもよりますが、特徴としては利き手、利き足に負担がかかる傾向にあるので、例えばデスクワークの場合、マウスが右で使う事が多く体重が右にかかりやすくなります。右の骨盤に常に負担がかかり坐骨神経が圧迫された状態に。これにより足の痛みやしびれとして発症します。
このように日常の何気ない習慣が要因になっている事が多いんので、一度見直してみてはどうでしょうか。
症状を緩和させる対処法
骨盤〜足をほぐす
坐骨神経痛は筋肉の過緊張により神経が圧迫された状態なので、負担のかかった骨盤〜足の筋肉をほぐすと症状の緩和に効果的です。むくみによる足の重さから負担になる事もあるので、そちらも併せてオススメです。
骨盤から下を温める
血行促進は神経の緊張緩和に繋がります。最近は入浴以外にも、電気で温められるブランケットや塗るとポカポカしてくるクリームなど手軽に温める事ができるグッズがあります。タイツなどの進化も素晴らしいので、駆使してみても良いのではないでしょうか。
なかなか改善しないとお悩みのあなたへ
坐骨神経痛は神経の症状で、神経はかなり気まぐれです。日によって良い悪いが変わるので、今日は良いと感じていても、次の日には症状が強くなる事は茶飯事です。根本から改善させていくのが日々悩まなくて済むポイントになります。稀ですが、大腿骨骨頭壊死のひとつの症状で足の痛み・しびれを発症する事もあります。その際は、専門医に相談するのもオススメです。
私たち天白はら接骨院アクトでは、原因や日常の要因を見極め、施術とセルフケアをお伝えしておりますので、一度ご相談ください。