脊柱管狭窄症の緩和へ近づけるストレッチ法
脊柱管狭窄症で手術を勧められたという方も多くいらっしゃいます。脊柱管狭窄症は長年の積み重ねで、発症する代表例になるので、きちんとステップを踏んでいかないと、一時的な緩和のみで再発してしまう症例が多くあります。症状の特徴としては
・歩くと腰〜足が痛いまたは痺れてくる
・立ち続けるのが辛い
・座ると楽になる
になります。
今回はそんな脊柱管狭窄症について知って頂き、ストレッチ法もお伝えできたらと思います。
改善しづらい理由
神経が圧迫されている
長年の姿勢不良・筋力不足により、脊柱管が狭くなってしまい、神経が圧迫されています。筋肉を緩めるだけでは改善が難しく、関節や靭帯へのアプローチも必要になってくるので、ステップが必要になってきます。
脊柱管が正常に戻りづらい
脊柱管は、背骨の後ろにある空間が首〜腰まで連なったものを脊柱管と呼びます。背骨の並びがズレてしまうとこの脊柱管は細くなったり歪んでしまいます。一つひとつ丁寧に整える必要があり、細かいケアが必要になってきます。
猫背が原因ということが知られていない
よく脊柱管狭窄症で腰を調整する施術を受けたというお話しを聞きますが、それだけでは改善へは向かいません。上記でもお伝えしたように、脊柱管は首〜腰まで続いているので、首や背中までしっかり見ていく必要があります。その時に重要になってくるのが猫背です。猫背は脊柱管を歪ませる状態になるので、原因になっている事がとても多いです。ですが、これが知られていないため、見逃されているのが現状です。
脊柱管狭窄症のストレッチ法
殿部のストレッチ
足をクロスして頂き、伸びて気持ち良い所で、片足20秒キープしてあげてください。これを左右行います。
もも裏のストレッチ
片足ずつで大丈夫ですので、どちらかを曲げて頂き、状態を気持ち良い所まで前へ倒れていきます。ここで20秒キープしてあげてください。これを左右行います。
※ストレッチは痛い位置までいくと、筋肉がびっくりしてしまい逆に緊張してしまうので、気持ち良い位置が基本になります。
生活に支障が出ている方へ
脊柱管狭窄症は生活に支障が出やすく、改善しづらい症状だと言われています。ですが、きちんとステップを踏んでいけばきちんと改善する症状です。まずは、改善へ向けて今回お伝えしたストレッチ法を行い、頑張ってくれている筋肉を労ってあげてください。
中には、実際に手術が必要なレベルもありますので、私たち天白はら接骨院アクトにご相談ください。